「地域おこし協力隊員及び集落支援員の初任者を対象とした研修会」

要するに
地域おこし協力隊初任者研修に2泊3日で行ってきました!

場所は滋賀県!大津の近く!
琵琶湖が電車からも見えました!

「全国市町村国際文化研修所」という大きな大きな施設での研修!
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参加者は約150名
九州・沖縄からも約10名が参加した研修でした!
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今回の研修では、4月から着任した方々も多く、キャラもすごーく濃い!
新卒からベテランさんまで。
自己紹介をして、まずは講演会。
総務省の方や大学の教授さんたちが、「地域おこし」について話をして頂きました。
印象に残ったというか、いままでの自分の考え方じゃダメなんだなと思うこともたくさんありました!!
例えば!!
攻めと守り
のお話。
 
テレビや新聞などに掲載されるのは、攻めを追求した地域おこしの内容。ただ、地域おこしに対して関心がない方はどの町にもいらっしゃる。
攻めだけを追求していたら、その方々を巻き込めないまま、どんどんキョリが離れていって、攻めを追求している人は孤立する。

それって本当に地域おこしになってるのかな?
というお話。

スピードはゆっくりでもいいから、地域の人たちと話をしながら、着実に行っていくことで攻めと守りのバランスがとれた地域おこしは実現する!!

あと、これもスピード感の話なんですが
自治体の方々と地域おこし協力隊との関係が対立して修復不可能なことになる地域も多い。けどそれは自治体職員が「何も分からない、分かろうとしてないこと」が原因じゃない場合も多い。というお話。

地域おこし協力隊は大半が都市圏から来た人たち。
バリバリ働いていて、そこから田舎へ。
「何でこんなにスピード感がないんだ、、、!?
という気持ちになるけど、行政は過程をすごく大切にする。スピードを早く出したくても出せない。
行政側の立場や、地方に自分が今いるんだという理解があれば、カリカリしないはず。

相手を思いやる気持ち

郷に入れば郷に従う柔軟性
がとっても必要。
地域おこし協力隊には人間力が何より大切。

なるほどなぁぁぁぁ!と思いました。

と、同時にずっと草刈りや窓口業務を担う地域おこし協力隊も多い・・・
などなどいろんな事例を聞きながら、
自分がいかに恵まれた場所で働くことが出来てるのかを痛感しました。

そして何よりこの4ヶ月間、攻めしか考えてなくて仕事はスピード感が大切という固定概念の中で自分は仕事をしていて、それってある意味ありがた迷惑だったんだよなぁとも反省しました
何事もやってみることは大切だけど、それが求められていることなのかをもっと考えないといけなくて。
対話の重要性を痛感しました。

そんなこんなで1日目は終了!!
その後は懇親会
同じ長崎県内の地域おこし協力隊をはじめ、宮崎、大分、沖縄。島根、長野、滋賀、新潟などなどなどなど。
色んな人たちとどんなことをしてるのか話ができました\(^o^)/
田舎暮らしに憧れてって言う人もいれば、Uターンをしてる人もいれば、理由は様々。地域と同じで色んな人がいるんだなぁとしみじみ。
もちろん二次会にも行きましたよ!\(^o^)/
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2日目は、ワークショップ!!!
長野、島根、沖縄、静岡、徳島の地域おこし協力隊のみなさんと同じチームになり
幾つかのテーマに沿って、地域おこしについて考えました!!
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印象的だったのは、地域おこしって何?という設問。
地域おこし協力隊って地域おこしがテーマだけど、数値化されてないからゴールが見えない。
じゃあ何をどう出来たら3年間が正解だったの??っていう疑問はずっと心の中でありました!
色んな意見が出ました!
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そんな中で思ったことは
地域おこしや活性化に興味がない人でも
 
「川棚町って頑張ってるよねー!」

「なんか住みやすいし、良い街だよねー!」

って自然と笑顔で自慢しちゃうようになること!!
これがゴールなのかなぁ?と。

じゃあ「そのためにどうするの?」ってことをこれから考えて行動していかないといけないなぁ!

そして2日目の午後は、
いくつかの条件を基に仮想集落を組み立てて、自分がその集落に地域おこし協力隊として入ったらどうする?3年間どんな活動する?というのを話し合い\(^o^)/

んーーー!悩む。。
けど楽しい!
夜10時まで発表と発表用の模造紙作り!
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何が楽しいかって、客観的に見れるから楽しい!
この客観的な視点とみんなで話し合いながら進んでいくことが地域おこし協力隊の醍醐味だなと改めて実感しました!!

3日目は発表会!
10分で半日以上考えた内容の発表会!!
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今回の発表は、着任した地域おこし協力隊のスペックが私に非常に似てたので、私が地域おこし協力隊になったと過程しての演劇形式に。
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元看護師ではないですけどね!!
ノリだけで生きて・・・ます! 

発表は、、、
やけ酒してるシーンがやけにリアルだと好評でウケはちゃーんと取れました
発表後、いろんな人から「悩んでるんですけど…」という相談を受けました
やけ酒がリアルだったのは、単にお酒が好きだからで、、、という説明

グループによって発表の仕方も、内容もいろいろで聞き応えがありました!!
まちづくりに答えはないし、地域おこし協力隊によって、スキルもやり方も変わるんだなと思いました。
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ちなみにマイク持ってる人が4月から雲仙市に着任した尾崎さんです\(^o^)/!
カメラ男子で優しい移住定住がテーマの方!

ということで、
3日間があっという間に終わりました!!!

ここでは書ききれないくらい、多くのことを学べました。

楽しくまちづくりをしていくのもそうなんですが、地域に溶け込む必要性もそうなんですが、
何事も思いやり*理解をしようとすることなのかなと思いました。

情報発信だけじゃなくて、もっといろんな人たちと話ができるようにしていきないなぁ。
知らぬが仏、の逆で
知るのが仏だなと思いました!
 
対話から生まれるものが地域おこしなんだよなぁと

うん。
どんどん役場の外に出て行こう!

私自身の話だと、活動内容もブレブレですけど、自分の3年後のことを考えるより今日何をするかを考えるかで精一杯ですけど、、、
きっとこのブレブレが3年後にも繋がると信じてやっていくしかないな!!とヒシヒシと思いました。
そして餅屋は餅屋。どうせ1人じゃなにも出来ないんだし、出来ないことはお願いしていくことが1番いいなと感じました!

九州で震災が起きた直後に行っていいのかなぁ?(´Д` )と思いつつ、、、
だいぶ前から決まってた研修で、被災をしてないのに行かないのも違うよなと思い…行ってきました。
ですが、
行って良かったです!
そして、「行く?」と情報をくれて、飛行機の便まで手配してくれた地域政策課のみなさんにちゃーんと感謝の気持ちを伝えようと思いました!!

そしてそして、この研修で体感したことをきちんと川棚町で活かしていこうと思いました(^^)
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飯田、頑張ります!!